竹島の日制定は当然のこと
報道によれば「竹島が日本に近づいてくるなら意味のある行動として位置づけられるかもしれないが、実効的には何の意味もないことを県民感情だけで決めるのは、率直に言っていかがなものかと思う」と外務省首脳が批判したそうですが、そのようなあやふやな姿勢で問題解決を先送りし続けてきたことが、この問題の根本原因なのではないでしょうか。
竹島は明らかにわが国固有の領土でしょ。そうでないと言うのならきちんと放棄宣言をすべきです。
しかしながら歴史的な経緯をきちんと調べていくと竹島は日本領であることは明らかであります。
元和4年(1618年)米子の大谷甚吉、村川市兵衛という人たちが幕府から許可を得て鬱陵島(当時は竹島と呼んでいた)へ渡り、アワビ、アシカ等の漁猟、木竹の伐採などを行っていました。この鬱陵島へ渡る途中の寄港地として、また漁猟地として竹島(当時は松島と呼んでいた)を利用していました。元禄9年(1696年)幕府は鬱陵島への渡航を禁止しますが、竹島への渡航は禁じていませんでした。ですからその後もアワビやアシカなどの漁猟のために日本人は竹島へ渡っていたのです。
他方、韓国領であるとする根拠はありません。韓国側の主張は「于山島こそ獨島」というものですけれども、これは誤りであることは数々の文献から明らかです。
確かに「三国史記」「三国遺事」「太宗実録」「高麗史地理志」「世宗実録」といった文献に于山島に関する記述があります。しかしその内容を吟味するとこれは竹島のことでなく鬱陵島についての記述と解するのが妥当であります。たとえば、「金麟雨は島民3名を率いて于山島から本土に還ったときに、大竹、芋、アシカ等を持ち帰っている。また于山島にはおよそ15戸、男女併せて86人が住んでると報告した」と太宗実録は記載していますが、日比谷公園ほどしかない、しかも岩ばかりの島なのに何で農作物を作りながら86人もの人々が暮らせるのでしょうか。
さらに、「海左全図」(1822年)、「大東輿地図」(1861年)といった李朝時代の朝鮮で作られた地図に竹島に該当する島の記載はありません。このことは当時の朝鮮の人々に竹島の存在が知られていなかったことの証です。
韓国側が根拠としてよくあげてくるものに林子平の「三国通覧図説」があります。その付属地図である「三国輿地路程全図」に「竹嶋 朝鮮ノ持之」とあり、朝鮮半島と同じ色に彩色されていることから竹島=獨島だから獨島は自国領だというのです。しかし「三国通覧図説」が書かれた当時、竹島と呼ばれていたのは今日の鬱陵島のことです。つまりまったく根拠にならないのに韓国では度々「日本人の地理学者も獨島をわが国の領土と認めていた資料を発見した」と報道されています。つい先日も中央日報の日本語電子版をみていましたら、そんな記事が載っていました。さも新事実のように報道していましたけど、竹島の歴史を勉強している人なら誰もが知っている話です。この地図から言えるのは、日本人が鬱陵島を朝鮮領として認識していたということだけです。
大韓帝国時代に教科書として用いられたこともある「大韓地誌」(1899年)の付属地図である「大韓全図」には、鬱陵島の東に付属する観音島(Kwanundo)、竹島(Chukdo)という小島の位置に「于山」と記述されています。韓国が今日獨島と呼んでいる竹島とはまったく違った位置に、獨島であると主張している于山島の記述があるのです。そして自国領であると主張している獨島はまったく記載されていません。これらのことからわが国で竹島と呼んでいる島のことなどまったく知らなかったと解するのが妥当です。
さらにGHQの文書に関しても韓国側は獨島は自国領との主張の根拠にしていますが、これは軍政を行う施政権を決めたものであり、領有権を変更したものではありません。ちょうど尖閣諸島を含む南西諸島や、小笠原諸島が一時GHQの施政権下に置かれましたがそれと同じことです。このことはGHQおよびアメリカ政府も承知しており、竹島は日本領との認識を持っています。当初、韓国領と誤認していたGHQにきちんと説明して正しい認識を持ってもらうよう奔走したのは当時の外務省の人たちです。彼の外務省高官は先輩たちの苦労を無駄にするつもりなのでしょうか。
[2005年4月17日追記]
ちなみに、現時点において竹島は国際法的には日本の領土です。なぜならば、この島の地位は1952年に発効した「日本国に対する平和条約」(いわゆる「サンフランシスコ平和条約」)によって規定されているからです。
すなわち、その第2条(a)項において
「日本国は、朝鮮の独立を承認して、済洲島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する」
と規定されていて、日本が韓国に返すべき地域に竹島は含まれていません。
韓国政府もまたこの条約を根拠として領有を主張していますが、条文取りまとめの経緯からみると、その主張は正当でないと考えられます。
したがって、「韓国が実効支配している」というのは過ちで「韓国が不法占拠している」というべきです。
(追記終了)
今まで竹島問題は日本では経済問題とされ軽視されてきました。一方韓国では日本による侵略の始まりと位置づけ、領有問題は政治問題として大変重要視されてきました。このような姿勢の違いがこの問題を複雑にしてしまっています。
もはや日本にとっても竹島は政治問題です。妙な妥協はすべきではないと私は思いますが、皆さんはどう思われますか?
なお、田中邦貴さんの竹島問題にはここで紹介した史料の画像データが集められています。このサイトには韓国語版も用意されていますので、竹島は日本領であることを納得しない韓国・朝鮮人の友人知人に教えてあげてください。
※このような実証的研究に基づく韓国側の主張を裏付けるサイトを探しているのですが、未だ見つけられずにいます。それを志向していると思われるサイトはあるのですがすぐに破綻してしまうのです。言っている事の辻褄が合わなくなってしまう。私が探しているようなサイトをご存知でしたらぜひご教示いただけませんでしょうか。ご一報いただければば幸いです。
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●Dokdo is not Korean territory. The island is the Japanese territory where it is called Takeshima. It is decide by Treaty of San Francisco.
⇒Article by Korean about Takeshima(Dokdo)


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