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April 19, 2005

歴史教育のあり方

  • 一連の中国での反日デモに関連して、18日付けのワシントンポストは「歴史を捏造しているのは中国の方だ」と批判。

  • アメリカの歴史教科書は詳細で学説が固まっていないものは併記してある。歴史が暗記科目でなく、考えることが求められる楽しい科目になっている。

  • 日本は世界的な視野きから客観的なものの見方・考え方のできる人材を養う教育を目指すべきである。

18日付けのワシントンポストはフレッド・ハイアット(Fred Hiatt)さんのChina's Selective Memoryというコラムを掲載し、歴史を捏造しているのは中国の方だと批判している。さらに日本の歴史認識を巡る議論が開かれた場で行われており、中韓両国との間で懸案となっている靖国問題でも賛否両論あることや日本では教科書が複数あって自由に選べることを紹介している。

この記事を読んでいてハッとした。1冊の本を思い起こしたのだ。高浜 賛 著『アメリカの歴史教科書が教える日本の戦争』という本だ。

歴史はどの国にとってもアイデンティティーにかかわる微妙な問題だ。たとえばジョージ・ワシントンはアメリカから見れば建国の父だが、イギリスからみればあくまでも反逆者だ。しかしそのことを巡って教科書の記述を変えろの変えないのと揉めてはいない。このアメリカの歴史教科書が教える日本の戦争という本は、アメリカの教科書が丁寧で詳細な記述がされている。客観的なものの見方・考え方を養うことに留意して編集されているのがよくわかる。

儒教文化圏では科挙制度の影響か本に書かれていることはすべて正しいものとして暗記することが前提となっている。教科書には誤りがないのだと前提されていることが、教科書問題の根底にあるように思う。いっそのこと韓国や中国の要求することも併記してはどうだろうか。そうすれば両国の歴史歪曲の酷さを理解した賢い日本人が育つに違いない。


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Tracked on April 21, 2005 at 03:05 PM

Comments

平誠さん、こんばんは∈^0^∋
ぼくもこのワシントンポストの記事は読みました。
漸く、米国のマスコミも動き出したように感じます。
意図はわかりませんが。
 教科書も両論併記一番良いではないですか?
一つの物事を、多面的に見る人が育つことは、よい
ことだと思います。そうすれば、ちょっと待てよ、
この考え方はこれで良いのかって思うでしょうし。
ただ、教師のtechnicが必要ですけれど。
 「異なった人間には異なった心理がある」と、
Spenglerが言ってます。
(途中で読むのあきらめた本)
 くまさんでした。ではでは(^.^)/~~~

Posted by: くまさん | April 19, 2005 at 09:12 PM

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