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July 13, 2005

Yahoo!オークションの非道

  • Yahoo!オークションで成りすましの被害にあった女性が出品削除を求めたところ応じてもらえず、仕方がないので自分で削除したら取消料を請求された事件。「誓約書」の提出を求められていたのだとか。いくら自己責任が前提といえどもYahoo!オークションのこの対応はおかしくないか?

  • ユーザー側に瑕疵がないのに取消料を請求したり、誓約書を要求したりするのは公共の福祉に反する。
    IDやパスワードが盗めてしまうような貧弱なシステムを提供していたYahoo!オークションの責任と解するのが常識的な判断だ。

  • とはいえ、ネット詐欺横行しているのも事実。ユーザーの側も自衛に努める必要がある。

毎日新聞の伝えるところによれば、ヤフーオークションで勝手にIDを使われた女性が不正出品を取り消したところ、取消料を請求されていた件で誓約書の提出を求められていたのだそうです。

 このたび心当たりのない出品行為などによって、Yahoo!オークション利用者などにご迷惑をおかけしたことは誠に申し訳なく、遺憾に存じます。つきましては発生した該当オークションのシステム利用料についてヤフー株式会社からの返金(もしくは課金停止)に同意のうえ依頼します。

 今後、同様のケースで金銭的負担が生じた場合は、利用規約に従い、自らの責任で解決することとし、ヤフー株式会社へは一切の請求、費用負担の要望を行わないことを約束します。

 また、返金措置についてはヤフー株式会社による特別な措置であることを理解し、秘密保持義務を負うことを約束します。

ヤフーから送りつけられた「誓約書」の文面(毎日新聞 2005年7月12日 15時00分)による

Yahoo!オークションを舞台とした詐欺事件の横行に対処しなければならないのはわかります。その一環として厳しい対応をしていこうということなのかもしれません。しかし、ネットカフェからアクセスするなどの瑕疵(落ち度)がない限りユーザー側に責任がないとするのが常識です。毎日新聞の記事からはこの点がはっきりしなかったのですが、仮にこの女性がネットカフェなどからアクセスしたことがなく、IDを家族や友人と共用したりしていないのだとしたら、注意義務は果たされていると言って良いでしょう。

新手の詐欺とヤフーの無責任について

人のオークションIDにパスワードを解読して勝手に出品し、それを落札してしまったために起こった詐欺にもかかわらずヤフーはこれを相手先が本人でないので補償しないと言うのです。馬鹿にしています。ヤフーのサーバーに進入されたから起こった詐欺だろと言いたいです。馬鹿にするな!

Yahoo!掲示板2005/ 1/ 4 10:08 メッセージ: 235 / 263より


と怒りをあらわにしている利用者もいるように、基本的にはヤフーの側の問題です。

あくまでも自社の責任でないとYahoo!が言い張るようならYahoo!オークションを使うのをやめることですね。何もオークションサイトはヤフーばかりじゃないし、利用者本位の対応をしてくれるところもあるはずです。

ただ、利用者の側もオークション詐欺にあわないための自衛策が必要ですね。ここで紹介したリンク先のファイルは良くまとまっていますが、2点ほど補足すると、まずオークションに限らずパスワードの入力が必要なサービスはネットカフェから利用しないことです。IDやパスワードを盗み出すソフトが仕掛けられている可能性があるからです。ふたつめのポイントは、ネットオークションに使う端末はセキュリティーソフトのインストールされたものを使うことです。セキュリティー対策の施されていない端末からアクセスするなんて「私はネット詐欺のカモです」って宣言しているようなものですからね。

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Comments

トラックバックいただきありがとうございます。
記事拝見させていただきました。
充実した内容で驚きました。(私もパソコン通信から始めました。)
ヤフーとしては本人からの要求か分からないということもあるのでしょうが
本人であるという確認方法をなんとかしてから
ID本来の持ち主であるということを簡便に確定する手法を開発して
すばやく違法な出品に対抗していただきたいものです。
また、IDが乗っ取られたかどうかすぐ確認できる方法として
こちらの記事を紹介しています。
よろしければ参考にしていただけますと幸いです。
http://ws.blog3.fc2.com/blog-entry-362.html
とはいえその後今回の記事のような対応をされたら苦笑してしまいますが^^;
これからもよろしくお願いいたします。

Posted by: ws@ネット詐欺撲滅! | July 18, 2005 at 10:38 AM

ws@ネット詐欺撲滅!さん、追加情報の提供ありがとうございました。
本人確認の方法を工夫して被害を防がないことにはサービス自体の信用にかかわると思います。
今回のケースでは利用者から不正利用されている旨の通報があったのに、それを放置していたにもかかわらず利用者にのみ責任を負わせようとしているところに問題があるように思われます。安心して利用できるシステムにしてもらいたいものですね。

Posted by: 平 誠 | July 19, 2005 at 12:32 PM

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ヤフーオークションで勝手にIDを使われた女性が不正出品を取り消した問題で、運営会社のヤフー(本社・東京都港区)が、女性に手数料などを返金する条件として、「誓約書」への同意を要求していたことが分かった。 誓約書は、返金を「特別の措置」とし、他の利用者に「迷惑をかけた」と謝罪したうえで、返金についての秘密保持まで約束させる内容。ネット詐欺の通報を無視されたうえ誓約書まで求められた女性は「どこまで客をバカにする気なのか」と憤慨している。... [Read More]

Tracked on July 13, 2005 at 01:27 PM

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