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November 09, 2005

『クーリエ・ジャポン』創刊 ~ "地球まるごと情報誌"は時代の申し子

  • 11月17日、講談社より新しいタイプのニュース雑誌『クーリエ・ジャポン』が創刊される。

  • 世界1000のメディアと提携して、選り抜きのおもしろい記事を日本語で紹介してくれる。

  • 「この10年で最も成功したフランスの雑誌」と非常に高い評価を得ている『Courrier International(クーリエ・アンテルナショナル』をモデルにしているのだが、単なるモノマネに終わることはないだろう。

来週木曜日(11月17日)、講談社から新しい雑誌が創刊されます。『クーリエ・ジャポン』と言います。世界1000のメディアと提携していて、それらの記事からおもしろいものを選び抜いて日本語で提供するというのです。

いつものようにネットを漂っていましたら『クーリエ・ジャポン』編集長ブログという怪しげなものを見つけたのでありますよ。

他のメディアの2次利用ということで言えば、私が以前出していたメルマガの『ビジネス誌斜め読み』のようなものですが、世界を対象としているということでは田中宇さんのメルマガ『田中宇の国際ニュース解説 』をイメージしてもらった方が良いのかもしれません。もっとも講談社のすることですのでメルマガじゃなくて紙の雑誌ですし、編集者は自己主張が重視されるジャーナリスト(記者)とは異なり編集者に徹するもののようです。

「日本が海外からどのように見られているのか」、「世界ではいま何が起きていて、現地の人は何を考えているのか」、この2つの視点を重要視して、世界各国で活躍するジャーナリストの記事を、編集部では厳選します。毎日目を通しているメディアの数は200以上。翻訳する言語も、英語、フランス語、ドイツ語から、中国語、韓国語、タイ語、アラビア語まで、多岐にわたっています。

とアメリカ班デスクの渡辺さんは意気込みを語っています。

ヒト・モノ・カネの行き来がこれだけ盛んになれば、それに付随している情報のやり取りも当然盛んになるわけで、地球がひとつの村のような状態になりつつあるのですから、このようなメディアの登場は必然だったのかもしれません。

編集部では、

クーリエ・ジャポンに最初に興味を持ってくださる読者の方々は、きっと海外事情にも詳しく、海外に暮らしたことのある人、外国語も1つや2つは堪能な人が多いのではないかと思います。

と読者像を想定しているようですが、これは違うでしょう。むしろ、この地球上で何が起きているのか知りたいと思っているものの語学力のない人の方が、クーリエ・ジャポンに興味を持ってくれると思いますよ。外国語に堪能だったら、その国のメディアが開いているサイトにアクセスして直接情報収集してしまうのではないでしょうか。

それはともかく、なかなかおもしろい取り組みだと思います。パイロット版を送ってくれれば、どんな雑誌かもっといろいろ紹介できるのですが、そんな気の利いたものは私の手許にないので、17日に本屋さんの店頭でそれこそ斜め読みして感想なんぞがありましたら、改めて紹介してみようかと思っています。

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《2005年11月10日追記》
Amazon.co.jpから定期購読の予約申し込みができるみたいですので紹介しておきます。

読みたくなった方はこちら>>『クーリエ・ジャポン』


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