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November 29, 2005

強度偽装問題:建築主の財産保全を急げ

姉歯秀次建築士による強度計算書の偽造問題ですけれども、マンションに関してはデベロッパーに瑕疵担保責任があります。しかしながら、それを負うには企業の資力を超えているものと思われます。消費者の権利を守るためには、建築主の財産保全を早急に行う必要があるはずです。

たとえば、裁判所の選任した管財人に経営を任せるべきなのではないでしょうか。

このままで行けば、倒産させてしまえば責任逃れができてしまいます。不正により得た利益を隠してしまうかもしれません。それを防ぐのが第一だと思います。

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November 25, 2005

当事者を置き去りにした空虚な議論 ~ 犯罪被害者の氏名公表問題

  • 犯罪被害者の氏名公表を巡って行政と報道機関が揉めている。行政は個人情報であることを盾に非開示を主張し、報道機関は知る権利を根拠に実名公表を求めてきた。

  • 行政側は警察の判断に任す方針を示しているが、報道機関側の主張とはまだ溝がある。

  • この一連のやり取りを見ていると、当事者を置き去りにしているとしか言いようがない。個人情報をコントロールする権利はまず当事者にある。

行政と報道機関の間で妙ちきりんな議論が行われているのだそうです。

犯罪被害者の氏名発表、欠かせない・新聞協会が意見書
 政府の犯罪被害者等基本計画案に、被害者の発表を実名とするか匿名とするかを警察が判断するとの項目が盛り込まれたことに対し、日本新聞協会は21日、項目の削除を求める意見書を内閣府に提出した。新聞協会が削除を求める意見書を提出するのは10月に続き2回目。

 意見書は、事件や事故の報道は社会全体で悲しみや怒りを共有し再発を防止するために必要とした上で「被害者の実名は正確で客観的な取材、検証、報道に欠かせない」と指摘。さらに、「警察の恣意的運用を招き、国民の知る権利を脅かすことになりかねない」と批判している。

[2005年11月22日/日本経済新聞 朝刊]


犯罪被害者の氏名を公表するか否かがなんて議論の対象にすらなり得ないものと思っていたのですが……。
だって個人情報の扱いは当事者が決めればよい話でしょう。被害者が死亡している場合には遺族が決めればよいのですよ。

プライバシーとは、そっとしておいてもらえる権利のことです。けれどもこれは法には馴染みにくいのですね。なぜなら、それが主観的なものだからです。そこで次善の策として考えられるのが個人情報の保護です。その根底には個人情報をコントロールする権利は当事者が持っているという考え方があります。

ところが、行政も報道機関も「国民のため」と言いながら、実は己の権利を主張するのに忙しいようで、肝心要の当事者そっちのけですったもんだやっているのです。

事件をより知ってもらいたいと願う人もいれば、そっとしておいて欲しいという人もいるのです。そういう個々の犯罪被害者の意向に沿った対応をするのが当然なのではないでしょうか。


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November 20, 2005

北米(アメリカ・カナダ)産牛肉輸入再開へ

  • アメリカの牛肉輸入再開の要求は「カツアゲ」と一緒との指摘に膝を打つ。

  • 「評価不可能だけれども、前提条件を満たすなら国産のものと同程度のリスク」との評価を出す食品安全委員会。無理に無理を重ねた政治決着の辻褄合わせ翻弄された専門家たち。

  • 買う買わないを決めるのは消費者ですから! 判断材料はしっかり提供しろよな!

きゃら・きゃら・ギャラリーのsachiemon_2005さんは

アメリカの
日本に対する
牛肉輸入再開の要求は
「疲れがふっとぶ」
とかいって
麻薬をすすめる
売人のやり口と
まったく同じ。

と指摘しています。言い得て妙ですな。うまい!!! 座布団3枚!


いや、いや、そんなこと言っている場合じゃなかったのです。10月31日、食品安全委員会のプリオン専門調査会は


1)BSE リスクの科学的同等性を評価することは困難
2)輸出プログラム( 全頭からのSRM 除去、20 ヶ月齢以下の牛等)が遵守されるものと仮定した上で、米国・カナダの牛に由来する牛肉等と我が国の全年齢の牛に由来する牛肉等のリスクレベルについて、そのリスクの差は非常に小さいと考えられる。

という答申をまとめ上げました。要はアメリカおよびカナダ産牛肉の輸入再開を容認するということです。世間ではこれを「安全宣言」として受け止めているふうもあるようなのですが、これは決して全面的な安全宣言などというものではありません。一定の条件が満たされているならリスクは国産のものと同程度ぐらいのものでしょうと言っているに過ぎません。

これが政治的な要請から導き出されたものであることは明白であります。その辺、食品安全委員会プリオン専門調査会 吉川泰弘座長記者会見(動画) というのを見ているとヒシヒシと伝わってきます。

アメリカにおけるBSEの現状については、狂牛病とアメリカ (田中宇の国際ニュース解説 2004年7月6日)がまとめてくれています。それによると「科学的」ということが強調される中、横車が押されて「非科学的」な決定が下されることも少なくないようです。

食品安全委員会が前提としている条件がきちんと守られているのなら少しは安心できるのですが、現実はかなりギャップがあるようですね。

「日本の消費者は忘れっぽい。今は買わないと言っているけれども輸出が再開されれば買ってくれるさ」とでも思われているのでしょうか。当っているところもありますけど、今度ばかりはそうはならないと思います。食の安全に敏感になっていますからね。そしてそれを担保するトレーサビリティーを実現する技術もありますから。

新聞各紙の調査によれば、消費者の6割が輸入が再開されても北米産牛は購入しないと答えているのに対して、外食産業や食品業界、そして小売業界では6割が扱うつもりであると言っています。

最終的には消費者の判断によるのでしょうが、判断するための情報はきちんと提供してもらいたいものです。現在、生肉ではトレース可能ですが、加工食品やレストランなどではトレースのしようがありません。それらの商品やサービスにおいてもトーレースできるようにしてもらいたいものです。

食品安全委員会は11月29日まで意見募集をやって、それを参考にして最終答申をまとめるとのことです。大きな力にはなれないかもしれませんが、言うべきことだけは言っておこうかと思っています。


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November 17, 2005

『クーリエ・ジャポン』本日創刊

今日創刊の『クーリエ・ジャポン』早速購入してきました。

私には物足りなく感じられました。一緒に買い求めてきた『ニューズウィーク』の方がずっとおもしろかった。期待値が高すぎたのかな。もっと歯ごたえのあるものを期待していたのですが、ちょっと残念です。

とはいえ、創刊号だけですべてを判断してはならないでしょう。少なくとも3号までは見てみないことには。

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鬱陶しいものの正体

  • 東武鉄道は3歳の長男が運転室に入り込んだまま運行した運転士を正式に懲戒解雇。

  • この意思決定になんとなく納得しがたいものを感じていたが、その実態は服務規程の杓子定規な適用ではない。むしろ、ルールの遵守や安全を盾にした恣意的で保身が先走った対応に胡散臭さを感じている。

  • バランスを欠いた処分が引っかかりの感じる正体。

先日取り上げた東武鉄道の運転士の件は、NHKでも取り上げていましたね。16日20時45分からの関東ローカルのニュースでやっていました。それによると既に東武鉄道は14日付で懲戒解雇を正式に通告したようです。

それにしてもこの件、どうもしっくり来ません。内規を杓子定規に適用しているからなのかとも思ったのですが、ルールというものは杓子定規に適用されないと意味を成さないものなのですね。ですから、そこに引っかかっているのではないと思い至りました。

むしろその反対で、服務規程なるものを恣意的に適用しているのではないか、と疑念を持たされたので鬱陶しく感じていたのです。この服務規程には「運転室に第三者をいれてはならない」とは書かれていても、それを守らなかった場合にはどのような処分を下すのかが示されていなかったのです。経営者の裁量に任せる形になっていたのですね。それは良いでしょう。事情を汲んで公正に適用されるならば。

「この意思決定が、安全云々を考慮したうえで下されたものであり、妥当なものである」という会社側の説明には、保身を考えた過剰反応という感じがしてなりません。ルールの遵守や安全を盾にした恣意的な対応に見えて、その胡散臭さを鬱陶しいと感じていたのです。

永年、竹ノ塚踏切の安全をおざなりにしていた経営者が、今度は「安全」を盾に解雇という強権を発動したところに嫌らしさを感じているのです。

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November 16, 2005

@niftyの「常時安全セキュリティ24」でSasserに感染


いつかは発生するだろうと思っていた事故が起きました。それも@niftyで起きるとは……。

@niftyの「常時安全セキュリティ24」、不具合で1,518名がSasserに感染

 @niftyは15日、会員向けのセキュリティ対策サービス「常時安全セキュリティ24」において一部機能の不具合が発生し、会員1,518名のPCがワーム型ウイルス「Sasser」に感染したことを明らかにした。Sasserはネットワークに接続しているだけで感染するタイプのワーム型ウイルス。

 @niftyによれば、10日22時30分から11日22時42分にかけて、常時安全セキュリティ24の利用者間の不正侵入を防止する機能が動作しなくなる不具合が発生。この時間帯に、もともとSasserに感染していたと想定されるサービス利用者のPCから、他のサービス利用者のPCへの感染活動が行なわれたという。その結果、サービス利用者38,197名のうち1,518名がSasserに感染。感染した利用者以外でも2,717名がウイルスの感染活動を受けたことがわかった。

 なお、サービス利用者外へのセキュリティ対策機能の不具合は発生しておらず、サービス利用者以外のウイルス感染はないとしている。@niftyではSasserに感染したり感染活動を受けた利用者に対し、個別にメールで不具合の報告や対応方法を通知。別途、封書による通知も行なう予定だ。

 @niftyによれば、10日18時に常時安全セキュリティ24の利用時に回線速度が低下する現象を社内で把握し、不正侵入防止機能の一部に問題があることが判明。同日22時30分からメンテナンスを行なったところ回線の速度低下に関する不具合は回復したが、メンテナンスの過程で設定不備があったため今回の不具合が発生したという。

 Sasserはネットワークに接続しているだけで感染するタイプのワーム型ウイルスで、Windowsの脆弱性を利用してワーム活動を行なう。Windows XP/2000を使用し、2004年7月以降にWindows Updateを実行していないPCは感染した可能性が高いとしている。感染したPCは再起動を繰り返すなどの症状が発生することがあるが、PC内のデータが消去されることはないという。

 ウイルス感染の確認方法としては、常時安全セキュリティ24を利用している状態で、「@niftyウイルスチェックサービス」を実行することで判明する。感染していた場合は、画面の指示に従うことでウイルスを駆除できる。ウイルス駆除後は、Windows Updateを実行し、OSを最新の状態にする必要がある。また、今回の件に関する問い合わせ窓口も設置しており、ウイルス駆除のための専門スタッフ派遣申込も受け付ける。窓口設置期間は11月15日15時から12月16日まで、電話番号は0120-221-082、受付時間は毎日9時から21時まで。
出典:INTERNET Watch(インプレス)

プロバイダの提供するセキュリティーツールは、ソフトをダウンロードしたりインストールしたりするのが面倒な人やそのスキルのない人、セキュリティー対策の知識や手間を掛けたくない人たちに受け入れられているサービスです。セキュリティー対策の要のひとつは新たな脅威に迅速に対応すること。そのためのパターンファイルの頻繁にしなければならないのですが、それが面倒という人やよくわからないので放ったらかしにしている人にとっては、便利この上ないサービスなのでありました。

しかし、プロバイダ側できっちりやってくれれば良いのですが、今回のようなミスがあれば気が付かずに感染し、被害を受けることにもなります。また、ネット以外の経路での感染には無力です。

ということで、確実なセキュリティー体制を整えるために私はこの手のサービスをあまり評価していません。個々人の責任で対応した方が間違いないからです。わからないことがあるなら勉強すれば済むことです。自分の身を守るのに勉強したくないというのは甘え以外の何ものでもないでしょう。

これを教訓に、ぜひぜひセキュリティー対策ソフトを導入されることをおすすめします。

Windowsユーザーには、ウイルスバスター2006 インターネット セキュリティをおすすめしています。これ1本でウイルスとワーム、そしてスパイウエアにフィッシングまでも対応してくれます。私のようにあまり知識のない、しかもずぼらな人には向いています。

その他ですとマカフィのインターネットセキュリティスイート2005(ダウンロード)でしょうか。

これらのツールはWindows向けです。Macintoshユーザーにはシマンテックの製品が評判いいみたいです。

なお、勤務先でのセキュリティー対策にはライセンス購入をおすすめします。この方がコストが抑えられますし、管理も楽になるからです。トレンドマイクロ製品でしたらトレンドマイクロライセンスセンター、シマンテック製品でしたらシマンテックライセンスセンターが便利です。


それと、WindowsやInternetExplorerなどのセキュリティーホールを確実に塞いでおくことです。今回の事故でもセキュリティーホールを塞いであれば発症することはありません。マイクロソフトから配布されるパッチ(修正ソフト)を迅速に入手し、インストールしておくことです。

セキュリティーホールといえばFlash Playerにもかなり深刻なものがあることが発表されていますね。FirefoxやOperaでも影響を受けるようですから、チェックしておかれるといいですよ。


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November 14, 2005

うわぁっ!ついに来ましたブログスパム

今朝、東武鉄道のエントリをアップしようとしたら厭なものを見つけてしまいました。ブログスパムです。外国のアダルトサイトからのトラックバックでしたが、即削除しました。

しかしながら、一度来始めたら繰り返し来るものと思って良いでしょう。私も極力頻繁に見廻って発見次第削除するようにしますけれども、ビジターの皆様におかれましてもセキュリティー対策をしっかりしていただいて被害に遭われないようにお願い申し上げる次第です。

ビジターの皆様に注意していただきたいこと
  • セキュリティー対策ソフトを導入し、最適の状態に調整していますか?

  • ファイヤーウォールはしっかり設定されていますか?

  • OSやアプリケーションのセキュリティーホールを塞いでありますか?

  • セキュリティー情報の収集をして騙されないようにしましょう。

そして一番大事なことは、怪しいリンクはクリックしないことです。


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《2005年11月14日 8:00am追記》

ブログスパムに限らず、しっかりしたセキュリティー対策の知識がないと身を守れません。参考になりそうなサイトやツールを紹介しておきます。

全般的な情報としては、個人ユーザー向けセキュリティー(マイクロソフト)が役立つでしょう。

セキュリティー対策ソフトはもはや必要不可欠です。総合セキュリティソフト「ウイルスバスター2006」ならウイルスとワーム、そしてスパイウエアやフィッシングにもこれ1本で対応できます。設定の仕方もそんなに難しくないので、おすすめします。

ただし、ウイルスバスターはWindowsにしか対応していません。他のOSを使っている方はそれぞれに対応したものを選んでください。

なお法人向けのセキュリティー対策ソフトでしたら、トレンドマイクロライセンスセンターからライセンスを購入するのが安くて手間隙かからず便利ですよ。

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羹に懲りて膾を吹く東武鉄道

  • 東武鉄道は、3歳の長男を運転室に入れて運行したことが重大な服務規程違反に当るとして、その運転士の解雇を決めた。

  • このことが報道されるや同社には賛否両論さまざまな意見が寄せられているという。その大半は「処分は当然としても解雇は行き過ぎ」というもののようだ。しかし東武鉄道は方針を変えるつもりはないようである。

  • この運転手を解雇するというのなら、危険な竹ノ塚踏切を永年放置してきた経営陣こそ解雇されるべきだし、既に退職している幹部はその退職金を返上すべきなのではあるまいか?

東武鉄道は羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く対応をしているようですね。

ことの経緯は以下の通りです。

問題が起きたのは、1日午前11時50分ごろ。東武野田線の大宮発柏行き普通電車(6両編成)の1両目の先頭に、運転士の妻と長男、長女(2)が春日部駅から乗り込んだ。走行中に長男が運転室の扉をたたき始めたため、運転士が注意しようと駅に停車中に扉を開けたところ、長男が中に入り、しゃがみ込んで泣き出した。出発時刻になったため運転士は出発。隣駅まで長男が同乗し、到着後に妻に引き渡した。この日、運転士の勤務は同線の途中の駅までで、午後からそのまま家族4人で、買い物に行く予定だった。
出典:毎日新聞(電子版)2005年11月12日

第三者を運転室に入れるというのは重大な含む規律違反であることに間違いありません。がしかし、今回の場合、故意にしたわけではないでしょう。幼子が騒ぎ出して他の乗客の迷惑になってはいけないと考えた運転士がドアを開けたところ入り込んでしまったのですから、不可抗力のようなものです。「泣く子と地頭には勝てぬ」という言葉があるように、子どもは我侭なものです。それを何とかなだめて他の乗客の迷惑にならないようにしようとした運転士に非があるとは思えません。

停職とか配置転換ならばまだしも、これで解雇というのはいささか厳しすぎるし、杓子定規に過ぎるように思われます。この運転士が解雇されるというのなら、危険な竹ノ塚踏切を永年放置してきた経営陣こそ解雇(経営幹部の場合は「解雇」じゃなくて「解任」ですね。)されるべきですよ。ちなみに竹ノ塚踏切の事故では警手はクビになっていますが、彼の上司や経営幹部はどうしたんでしたっけ?改めて調べてみようとしましたがネット上では情報が拾えませんでした。東武鉄道サイトも見てみましたが、情報を出したがらない会社だということを実感させられるだけでありました。

今回の決定は、竹ノ塚踏切死亡事故後、厳しい指弾を受けた同社が過剰反応しているように思えてなりません。もっというなら、事なかれ主義に陥っていませんか?

もうひとつこの件から感じたのは、乗客の中から助け舟を出す人が現れても良かったように思います。良い意味でのおせっかいおばさん、おせっかいおじさんがいれば、こんな大事になることもなかったのではないでしょうか。私がこの電車に乗り合わせていたら、運転士夫妻に断った上で子どもを預かってあやしますけどね。ただしこの風貌ですんで、逆に大泣きされる心配はありますが……。

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November 09, 2005

『クーリエ・ジャポン』創刊 ~ "地球まるごと情報誌"は時代の申し子

  • 11月17日、講談社より新しいタイプのニュース雑誌『クーリエ・ジャポン』が創刊される。

  • 世界1000のメディアと提携して、選り抜きのおもしろい記事を日本語で紹介してくれる。

  • 「この10年で最も成功したフランスの雑誌」と非常に高い評価を得ている『Courrier International(クーリエ・アンテルナショナル』をモデルにしているのだが、単なるモノマネに終わることはないだろう。

来週木曜日(11月17日)、講談社から新しい雑誌が創刊されます。『クーリエ・ジャポン』と言います。世界1000のメディアと提携していて、それらの記事からおもしろいものを選び抜いて日本語で提供するというのです。

いつものようにネットを漂っていましたら『クーリエ・ジャポン』編集長ブログという怪しげなものを見つけたのでありますよ。

他のメディアの2次利用ということで言えば、私が以前出していたメルマガの『ビジネス誌斜め読み』のようなものですが、世界を対象としているということでは田中宇さんのメルマガ『田中宇の国際ニュース解説 』をイメージしてもらった方が良いのかもしれません。もっとも講談社のすることですのでメルマガじゃなくて紙の雑誌ですし、編集者は自己主張が重視されるジャーナリスト(記者)とは異なり編集者に徹するもののようです。

「日本が海外からどのように見られているのか」、「世界ではいま何が起きていて、現地の人は何を考えているのか」、この2つの視点を重要視して、世界各国で活躍するジャーナリストの記事を、編集部では厳選します。毎日目を通しているメディアの数は200以上。翻訳する言語も、英語、フランス語、ドイツ語から、中国語、韓国語、タイ語、アラビア語まで、多岐にわたっています。

とアメリカ班デスクの渡辺さんは意気込みを語っています。

ヒト・モノ・カネの行き来がこれだけ盛んになれば、それに付随している情報のやり取りも当然盛んになるわけで、地球がひとつの村のような状態になりつつあるのですから、このようなメディアの登場は必然だったのかもしれません。

編集部では、

クーリエ・ジャポンに最初に興味を持ってくださる読者の方々は、きっと海外事情にも詳しく、海外に暮らしたことのある人、外国語も1つや2つは堪能な人が多いのではないかと思います。

と読者像を想定しているようですが、これは違うでしょう。むしろ、この地球上で何が起きているのか知りたいと思っているものの語学力のない人の方が、クーリエ・ジャポンに興味を持ってくれると思いますよ。外国語に堪能だったら、その国のメディアが開いているサイトにアクセスして直接情報収集してしまうのではないでしょうか。

それはともかく、なかなかおもしろい取り組みだと思います。パイロット版を送ってくれれば、どんな雑誌かもっといろいろ紹介できるのですが、そんな気の利いたものは私の手許にないので、17日に本屋さんの店頭でそれこそ斜め読みして感想なんぞがありましたら、改めて紹介してみようかと思っています。

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《2005年11月10日追記》
Amazon.co.jpから定期購読の予約申し込みができるみたいですので紹介しておきます。

読みたくなった方はこちら>>『クーリエ・ジャポン』


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