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November 17, 2005

鬱陶しいものの正体

  • 東武鉄道は3歳の長男が運転室に入り込んだまま運行した運転士を正式に懲戒解雇。

  • この意思決定になんとなく納得しがたいものを感じていたが、その実態は服務規程の杓子定規な適用ではない。むしろ、ルールの遵守や安全を盾にした恣意的で保身が先走った対応に胡散臭さを感じている。

  • バランスを欠いた処分が引っかかりの感じる正体。

先日取り上げた東武鉄道の運転士の件は、NHKでも取り上げていましたね。16日20時45分からの関東ローカルのニュースでやっていました。それによると既に東武鉄道は14日付で懲戒解雇を正式に通告したようです。

それにしてもこの件、どうもしっくり来ません。内規を杓子定規に適用しているからなのかとも思ったのですが、ルールというものは杓子定規に適用されないと意味を成さないものなのですね。ですから、そこに引っかかっているのではないと思い至りました。

むしろその反対で、服務規程なるものを恣意的に適用しているのではないか、と疑念を持たされたので鬱陶しく感じていたのです。この服務規程には「運転室に第三者をいれてはならない」とは書かれていても、それを守らなかった場合にはどのような処分を下すのかが示されていなかったのです。経営者の裁量に任せる形になっていたのですね。それは良いでしょう。事情を汲んで公正に適用されるならば。

「この意思決定が、安全云々を考慮したうえで下されたものであり、妥当なものである」という会社側の説明には、保身を考えた過剰反応という感じがしてなりません。ルールの遵守や安全を盾にした恣意的な対応に見えて、その胡散臭さを鬱陶しいと感じていたのです。

永年、竹ノ塚踏切の安全をおざなりにしていた経営者が、今度は「安全」を盾に解雇という強権を発動したところに嫌らしさを感じているのです。

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